早いものでもんが亡くなってから1週間経ち
3/25(金)が初七日でした。

うちバカだから、なんでもすぐ忘れちゃうから
今の気持ちをblogに書いておくことにしました。

もんが階段から落ちて、病院で処置をしてもらってる時
母はパートに行っていて
電話しようか迷ったのですが
動揺して事故るといけないから電話しなかったのですが
今思えば母も死に目に立ち会いたかったんじゃないかと
少し後悔しています。
もんは母が「この子が家に来たいって言ってる」と選んだ子だし
もんも母にすごく懐いてましたし。

その日はずっともんを抱っこしてすごしました。
いつもなら嫌がってすぐ逃げてしまうもんを
ずっと抱っこしてすごしました。
最初はぐにゃりとしてたのに
だんだん硬くなってくもんを抱っこして泣きました。

ペット葬儀社に電話して
いつまで置いておけるか聞いたら
「暖かくなってきたし、亡くなった時から腐敗は始まってるので
冷たい所に置いても1、2日」と言われ
もんだけ寒いところに置いておくのは可哀想だし
腐ってしまうのはもっと可哀想なので
次の日3/20(日)15:30に葬儀してもらうことにしました。

日曜はお彼岸で墓参りに行く予定でした。
母は「今年は行かんでいい」と言いましたが
もんも連れて行ってきました。
父に『もんが行くから迎えに来て』とお祈りしました。

そのまま葬儀社に向かう途中に
棺に入れるお花を買いに行きました。
「何に使われますか?」と聞かれただけで涙が出ました。
お葬式のお花だけど
もんのイメージでオレンジ系のかわいいお花にしました。

葬儀社には3時ごろ着いてしまい
車の中で待っていました。
待っていたというか、降りたくなかったというか
いよいよもんとお別れかと思うと涙が止まりませんでした。

係りの人が車まで来てくれて
「お時間には早いですがよろしければご案内します」
と言ってくれましたが、私が返事できずにいると
「お気持ちが整いましたらいらしてください」
と言ってくれました。

けど結局「お時間になりました」と呼ばれるまで行けませんでした。
準備のためすぐにもんを渡さなくちゃいけなくて
燃やされてもんの体がなくなってしまうと思うと
なかなか渡せなくて号泣しました。

準備の間、係りの人といろいろ話をしました。
気を紛らわせてくれているんだと思います。
「Uチャンはもんちゃんの匂いを嗅ぎにいきましたか?」と聞かれたので
「ちょっと嗅いだけどそれだけで、その後はあんまり近づかなかった」
と言ったら
匂いで死んだことが分かるそうで
匂いを嗅がないと死んだことが分からなくて
うろうろ探したりするそうです。

お葬式は祭壇があって
真っ白なお布団にもんが寝ていました。
大好きだったおもちゃを棺に入れてあげたかったのですが
福井市の条例でダイオキシンが出るから入れちゃダメなんだそうです。
お花とオヤツだけだそうで
グリニーズとささみジャーキーを入れてあげました。
火をつけるボタンを押すのが本当に辛かったです。

しばらくして、もんは骨だけになりました。
小さい小さい骨を拾いました。

お葬式って残されたもののためにするんだなって思いました。
あんなにもんの体に執着して
燃やしてなくなってしまうのが悲しかったのに
お葬式が終わったら気持ちが少し落ち着いたような気がします。

でもそんな自分がいやになりました。
普通に仕事して
普通にご飯食べれて
普通に寝れて
もんを死なせてしまったのに
早から立ち直ろうとしてる自分がいやになりました。

もんは私の車の音が分かるようで、会社から帰ってくると
玄関の前に停まると既にスタンバっててワンワン吠えてたのに
今は静かで泣いたり
会社ではどうでもいいことはグチグチ言うくせに
肝心なことは連絡がない上司に腹立てたり
ご飯を作ると足元でお座りしてフンフン催促してたのに
今はいなくて泣いたり
時にはテレビ見て笑ったり
散歩に行ってリードの先にUチャンしかいなくて泣いたり
そんなふうに1週間すごしました。

友達は「運命やったと思うしかない」と励ましてくれます。
老衰なら仕方ない
病気なら悲しいけれど誰のせいでもない
でも事故は防げることだから運命やとは思えない。

部屋の戸を開けて
もんが自分で階段を降りようとしたとき
「もんちゃん!」って呼び止めたんです。
その時にもんが降りるのをやめようとして体が一瞬クっと止まったんですが
勢いついてたから落ちちゃったんです。
私が呼び止めなかったら自分で上手に降りてたと思う。
あのクっと止まった瞬間が忘れられないです。